東トルキスタンではウイグル人が雇用面で広範囲におよぶ差別を受けています。
豊富な資源を持つ東トルキスタンは経済発展する一方で、中国本土から移住してきた漢民族が優先して利益を得て、先住民族であるウイグル民族は仕事を奪われ、社会から追いやられています。
米国議会中国問題執行委員会や人権団体によれば、中国政府が公開している求人広告などの雇用状況の調査から、ウイグル人が雇用差別されている実態が明らかになっています。
1945年時点では東トルキスタンに4%程度しかいなかった漢民族が今では過半数にまで達しています。ウイグルの最大都市ウルムチでは、2005年の統計によると人口の約70%が漢人で占められていることが分かっています。