事件以降、多くのウイグル人がとくに若者たちが中国政府に逮捕されています。
世界で報道された、家族が逮捕され帰って来ないことに抗議していた彼女たちもまた、その後行方不明になり現在どこにいるのか分かっていません。
ウルムチ市内の各所には数万から十数万の監視カメラが設置され、人が集まることも許されず、突然いつ連行されてしまうのか? ウイグル人たちは恐怖の中で生活しています。
海外に亡命したウイグル人も多くいましたが、亡命先の国の政府と中国との関係によって強制送還される状況が続いています。
小さな子供も含め22人のウイグル人がウルムチでの弾圧から逃げるためにカンボジアに亡命。国際社会はカンボジア政府に対して強制送還をやめるように伝えましたが、ウイグル人たちは国連難民高等弁務官事務所から難民申請を受け、手続きの最中にもかかわらず、不法移民として中国に強制送還されました。
翌日、日本政府の当時の岡田外務大臣も遺憾の意を表します。
この22人は現在も行方が分かっていません。
世界ウイグル会議 : ウイグル人政治犯 Uyghur Political Prisoners(英語)